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韓国に続き、米西部の水道水から微量検出

 福島原発から大気中に舞い上がった放射能が、風に乗り世界各地に拡散している。その微量ではあるが、世界中が原発の動向に注目している。

 米環境保護局は平成23年4月4日、福島第1原発から放出されたとみられる極めて微量の放射性物質を西部ワシントン州とアイダホ州の水道水から検出したと発表した。西海岸では先月末、牛乳から微量の放射性物質が検出されたが、水道水から検出されたのは初めて。同局は3月末、全米50カ所以上から水道水のサンプルを集めて検査。先月28日にワシントン州リッチランドとアイダホ州ボイシから採取したサンプルから、いずれも1リットルあたり0.2ピコキュリー(ピコは1兆分の1)のヨウ素131を検出した。日本から風で運ばれた放射性物質が雨水に含まれ水道水へ混入したとみられる。

 なお、韓国では雨から放射性物質が検出されている。韓国原子力安全技術院は3月30日、ソウルと春川で3月28日に降った雨を採取し分析した結果、放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。ソウルで採取された雨水からは放射性ヨウ素が2.48ベクレル、春川の雨水からは0.346ベクレルが検出された。ごく微量で、人体や環境への影響はないという。雨水から放射性物質が検出されたことを受け、水道水や地下水に流入する可能性があると指摘。韓国国民の間では不安感が高まっている。